就職氷河期世代
就職氷河期世代とは、1995年~2004年あたりに就職活動した世代です。大卒だと1972年生まれから1981年生まれにあたります。就職氷河期世代のsatakaが愚痴ります(笑)。
世代人口
もうめっきり人口が減っています。先進国になると人口が減るのは既定路線なのでしょう。
1966年は丙午(ひのえうま)で出産控えがあって人口が減っているようです。2026年も丙午のようです。いまどき迷信を信じる人がいるとは思えないですけどどうなるでしょうね。
団塊ジュニアは1971~1974年生まれくらいですね、いまの倍以上います(*´ω`*)
就職氷河期世代は団塊ジュニアから10年くらいの世代です。
団塊サードという言葉があるのなら、2000年あたりがその世代なのですが、全然盛り上がりません。むしろ谷があるw
ただ、1990年のバブルの時期でも人口は増えていないので、お金があっても人口は増えないのではないでしょうか。みなさんはどう思いますか?
世代偏差値
能力は偏差値では測れませんが、分析してみましょう。
まず、世代ごとに優秀な人材が生まれる確率は一定だと考えています。
とするならば、100分率はすべての世代で一様ですね。
100分率に人口を掛け算すると下のグラフになります。明らかに、人口の多い世代のほうが優秀な人が多いです。逆に残念な人も多いです(´;ω;`)ブワッ。
大学進学率
当時は知りませんでしたが、90年代の前半の進学率は25%だったのですね。なるほど。大学入試の倍率が20倍くらいでしたから、もう少し低いかと思ってました。
しかし、90年代後半からはものすごい勢いで進学率が上がっています。もはや全入ではないか。大学の進学率は20%以下にしておいたほうが、とりあえず進学する不幸な人が減るのではないでしょうか。
大学進学率も考慮した偏差値
大学に進学した人の世代偏差値を分布にしました。
例えば赤枠で囲ったところが偏差値で真ん中あたりですが、世代によって入学する人の偏差値が5~7ポイントくらい違います。
偏差値が変わらない同じ大学で教えている教授は、だいぶ苦労しそうですね。
やはり、やる気のある人だけが進学できるようにしたほうがいいですよね。
求人倍率
求人倍率は1996年と2000年が厳しい状況でした。
1000人以上の大企業に限れば1996年と1997年がかなりやばいです。
そのあとの1998年から2004年までと、2010年も厳しい年代です。
人口の多い団塊ジュニアが含まれているので、就職氷河期世代は問題に含まれています。
全国の求人倍率を反映した世代偏差値
人口と求人数から算出した、採用人員の偏差値分布が下のグラフです。大学進学率は考慮していません。
氷河期世代が運悪すぎて、草生えてるwww。( ´艸`)
1000人以上企業の求人倍率を反映した世代偏差値
1000人以上の大企業に限ると、下のグラフになります。団塊ジュニアがビクトリーのV字ですね(*^^)v。思いっきり負け世代ですけど。
下手すると同じ会社に偏差値が10くらい違う人が混じっちゃう。まぁ確かに話が通じないのだよなと思ったあなた。このデータを見て、自分を納得させましょう ^^) _旦~~。
終わり
就職氷河期世代は運が悪いところもありました。しかし、テクノロジーの進歩の激しい世代だったので、面白い時代を過ごしてきていると思います。
ゲームウォッチ、ファミコン、ディスクシステム、スーパーファミコン、PCエンジン、セガサターン、たまごっち、ドット抜けするゲームボーイ、プレイステーションとか現役で楽しめた。
パソコンもMSーDOSの5インチフロッピーから始まってね。研究室にはN88BASICがあったり。なぜかWINDOWS95で盛り上がったり。会社入ったらWINDOWS3.1に逆戻りとか。
インターネットも電話回線使うからテレホーダイタイムでピーヒョロロロ~ってね。回線が遅すぎて、画像もインタレースと、ノンインタレースとあって、上から徐々に表示されるのと、間引きで表示されるのとかあった。そんな中、ADSLの常時接続は革命だった。最初の頃は電話局に近くないと速度が出ないとかね。あったね。
携帯ないから家電で緊張したり、連絡取れないから待ち合わせは時間厳守だったり。いや遅れてくる阿呆は昔からおったな。ポケベルが流行ったり、ガラケーが流行ったはいいが、電話代がバカ高かったり。
人口多いだけあって、いっぱい人もいて、合コンも多かった。今もあるか?
時代によって、厳しいことも楽しいこともある。何とかやっていくしかないよね!
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